アオリ強化月間 延長戦 第?弾。
最近はアオリを一日追いかけても一人5杯も釣れればいい方。
サイズ的には2kgクラスも狙える時期なのだが,
絶対数が少ないせいか 辛抱の釣りになっている。
今日は魚メインでアオリは朝ちょっとだけ。
この時期は多くの釣果は期待できないので
アオリ混じりの三種盛りで5匹を目標に。
アオリのモーニングサービスを期待するものの 反応なし。
潮はいい感じで流れている。
アタリがあってもよさそうなものだが。
そういえば 昨夜も月が出ていたな…
月夜まわりは陽が昇ったらお昼寝か?
船中ポツンポツンとアオリが揚がっているもののアタリはない。
これはアオリボーズのまま早めに沖の魚狙いに変更か。
釣り開始1時間
本日最初のアタリ。
シーズン初期サイズの胴長23cm。
何とかボーズを免れた。
続いてもう1杯。
キロサイズの引きは何度味わってもいいもんだ。
直後にまたアタリ。
更に大きな手応え十分の引きであったが,抜けた…
今度はアオリのアタリを感じて合わせた瞬間
ブチッ
痛恨の合わせ切れ。
大型のアオリは警戒心が強いので,このところラインは2号に落としている。
ラインを太くすれば見切られアタリはへる。
ドラグ緩くすれば合わせが甘くなりフッキングできない。
ラインをどこまで細くして どれくらいの強さで合わせを入れるのか
ギリギリの攻防 それがまた楽しい。
瀬戸内海では海水温が10℃を切り出したが
黒潮の影響か ここでは10℃も高い。
何とかもう1杯追加。
アオリの気配も薄いようなので
10時を回って 少し沖の魚礁まわりへ。
水深70m前後。
今日は昼前から北風が吹く予報だが 今のところべた凪。
飲ませ釣りは海が荒れるとアジをうまく泳がせられず アタリもとれずで釣果は減る。
このままずっと凪であってほしいものだが。
船中でヒラメがポンポンと揚がりだした。
最初のアタリで揚がってきたのは
マハタの子ども。
成長すれば200kgにもなるらしい。
続いて 最初のアタリだけで全然引かないのは
ウッカリカサゴ。
これでも まだまだ小型の部類。
ようやくゴツン!と力強い本命っぽいアタリ。
途中は全然暴れずにすいすい揚がってくる。
50cmほどではあるが,今が旬の寒ヒラメ。
ヒラメは結構せまいエリアに密集しているようで
誰かに当たると連発してくる。
同サイズを追加。
次の流しでもまた当たった。
しっかり食い込ませてフッキングもバッチリ のはずが
強烈な締め込みとともに はずれた…
仕掛けを回収してみると 孫針が伸びていた。
手応え十分だっただけに 悔しい。
気を取りなおして
さらに1枚追加。
ヒラメ3連発なんて めったにあることではない。
沖へ出ても ベタ凪ぎのまま。
アジの動きまで手に取るように分かる。
ガツガツと強いアタリと引き。
ヒラメだったら大判まちがいなしなんだが
何だかちょっと引きが変。
オオニベだ〜 がっくり。
魚礁の際で食わすので 油断は禁物。
アタリと同時に一気に走られ なすすべなく魚礁に食われてしまった。
魚礁の主のような巨大魚・魔物もいるようなので,
ハリスは10号以上がおすすめ。
弱々しいアタリでほとんど引かずにあがってくるのは
変な顔した マトウダイ。
どんどんポイントを沖へ移して 水深90m前後。
魚礁の際にベイトがびっしり映っているようで,期待ができる。
ミヨシのK氏は カンパチ,カンパチ,メジロと3連発。
私にも大きなアタリがきたと思ったら
また コイツか〜
何とか最後に青物のアタリをキャッチ。
3kgほどのやせメジロ。
次ラストにしま〜す の声が掛かり
竿先に集中していると ゴツンと力強いアタリ。
大きい合わせを1発入れて
魚礁に食われないように手巻きで底を切る。
これまたいい手応え。
大物の予感。
何とか底が切れたと思った瞬間 竿先が跳ね上がった。
最後の最後でまたまた大バラシ。
カモメに見送られながら帰港。
今日は瀬戸内では10m近い北西の風が吹いていたようだが
日和佐沖は一日凪でぽかぽか陽気。
みなさん暑いと上着を脱いでの釣り。
潮も適度に流れ 好条件が重なり
アタリも多く 多種多様な獲物が掛かった。
赤い魚・銀色の魚の部。
青物・アオリの部。
ヒラメの部。
6人で
アオリイカ 8杯
ヒラメ 12枚
カンパチ 3匹
メジロ 2匹
オオニベ 3匹
ウッカリカサゴ 5匹
アヤメカサゴ 1匹
マトウダイ 3匹
アカヤガラ 2匹
マハタ 1匹
ワニゴチ 1匹
エソ 4匹
シイラ 1匹
何が釣れるか分からない 飲ませ釣り。
アタリがあってから どのタイミングで合わせを入れるか
そのわずかな間合いがたまらない。
魚礁には まだ見ぬ大物・魔物も潜んでいる。
極寒真冬の釣りなれど なかなか熱いのである。
本日の釣果 アオリイカ 胴長 〜30cm 3杯
ヒラメ 3枚 メジロ オオニベ など